
今回、損切りしなかったために480万円をとかしてしまったお話ですが、「損切り」はトレードをしていく上で避けては通れないポイントです。
確かに自分が「これだ!」と思った予想に反してチャートが動き続けてしまうと「いや、まだ戻る。絶対戻る…」とどうしても気持ちの切り替えができないものです。
もちろんFXの中には「損切り」しない!と謳っている手法も中にはありそれで実際利益を得ている人はいます。ただし、それが長続きするかどうかと言われたら難しいところです。
できるだけ長く楽しくFXをしたいというスタンスで考えている私は、「損切り」は必須です。
うまく「損切り」をすることで、自分の損失が最低限で抑えられるのでまた気持ちを新たに次に挑めます。
損切りの目安とは?
損切りの目安はたくさんありますし、トレードのやり方によっても目安となるものが違ってきます。デイトレを主にしている私が損切りする目安としては2つです。
- 主要なサポート・レジスタンスの外側
- 利益:損失の割合が1:1になるような位置
新値を更新している時は、利益:損益の割合が1:1になるように設定していますが、レンジから抜けた時はサポート・レジスタンスの外側に設定するなど臨機応変に対応しています。
また、「損切り」設定(ストップ注文)のタイミングですが、必ずエントリー時に行います。なぜならポジションを持っている時はどうしても気持ちが焦ってしまい、冷静な判断ができなくなるからです。
損切り=安全ではない!
とは言っても、損切り=安全ではないことはFXを続けていくためには頭の隅に入れておいた方がいいです。
相場が急激に変動した時、注文の決済はどうしてもずれてしまいます。
自分が決済したところから注文がずれて確定するわけなので、結果的に損切り設定していても設定以上の損失を被ってしまうというわけです。
特に国内ブローカーの決済時のずれは、海外ブローカーよりも大きいと言われています。
その点を比較する上でも海外ブローカーの口座を一つでももっておくといいですね。