2019年に出版された与沢翼氏の『ブチ抜く力』は、内容があまりにもぶち抜いており、刺激をもらいました。
この本には、FXの手法などは書かれていませんが、FXに通じる何かがありったので紹介します。
『ブチ抜く力』の内容や書評は?
与沢翼氏の『ブチ抜く力』は大きく6章にわけられています。
第1章:与沢翼氏の基本の理念
第2章:ビジネスに対する考え方
第3章:投資に対する考え方
第4章:22キロのダイエットに成功した方法と想い
第5章:情報収集に対して
第6章:未来予測をどうするか?
この本を読んでわかった与沢氏の絶対的根底にあるものとは、短期間で集中して結果を出すためにどうするか?!ということ。
そして自分の決めたことは、もはや絶対で何があっても成し遂げようとする強い意志の持ち主であるということです。
もともと僕は、与沢氏のことをお金や経済に対してとても勘がいい人で、今の地位を確立していると思っていましたが、実は一つ一つのことを死ぬ気で取り組んでいた結果なのだということがわかりました。
しっかりと、10年後を見据えてこうなりたいと目標を描いている。
そして、それに向かって何かに取り組んでいる生き様に感銘を受けました。
与沢氏のインスタやツイッターではとてもきらびやかな印象の写真や画像をアップされていますが、その裏ではしっかりと自分の理念に沿って人一倍努力をおしまない人なのです。
とても読みやすくあっという間に読み終えますが、実際に経験してきたからこそ一つ一つの言葉に重みがあるし、説得力もあります。
与沢氏の成功に少しでも近づきたいのであれば、やることを決め、覚悟をもってやるべきなのだと思いました。
『ブチ抜く力』はFXにも通じる
この本を読んでみると、FXで勝つためのヒントが散りばめられていました。
>> 与沢翼氏がおすすめするFXの本
FX界でブチ抜いた結果を出すためにも僕もこの本を読んでから実践しています。
甘えない、ストイックに突き進む
目的を達成するために、期限を決め、ポイントを当てて徹底的にストイックであること。
これは与沢氏が目的を達成する上で常に大切にしていることで、とにかく甘えは禁物。
結果を出すためだけにがんばるポイントとなるものを決めて全エネルギーを集中させるということ。
FXの場合も、まずは、チャートをよんだり、分析をしたりと基本を自分のものにしていかなければいけません。勝ちパターンを覚えるまでは集中して学ぶなど目標を立て、その目標に向かって全集中していくことは結果的に自分のためになります。
他の人が見えていないものを見ようとする
投資の章で書かれていて印象的だったのが
人間は「多くの人が買って価格が上がっているもの」こそ価値が高いから買うべきだと思いがちですが、常にそうとは限りません。売られているものでも価値が高いものはありますし、買われているものでも無価値なものはあります。
与沢翼 著『ぶち抜く力』より
群衆は常に追随しているし、群衆は常に行き過ぎるという事を覚えておいて下さい。
これが「他の人が見えていないものを見ようとする」という事です。
投資をする上で、与沢氏が重要視しているものが「ファンダメンタルズ」です。
この本を読んでいて僕は与沢氏という人はこのファンダメンタルズ分析がとても得意な人ではないかと思いました。
そんな彼が言っているのが投資のコツとは、「多くの投資家が気づいていない含み資産」を発見しそれを評価すること。
チャートばかりに集中してはいけないなと感じたポイントでもありました。
>> ファンダメンタルズの大切さを8万円で学ぶ
3週間で情報収集・分析・検証でセンターピンを見つける
何かを始めるにあたって、最初の1週間は基本的な知識。
2週間目は、自分の推論を立てる
そして3週間目でセンターピン(ポイントとなるもの)を決断する。
その後、1人ツッコミをしながら本質にせまっていく。
FXでも先輩たちがいろんな手法や考え方を教えてくれています。それをひたすら詰め込み、基本的なものを身につける。そして実際に自分でやってみて核となるものを見つけていく。
だらだらやるのではなく短期でしっかり集中してやるというのがポイントです。
与沢氏は、これからは、「企業から個人のパワーシフトが起き、個人が影響力を持つ時代になっていく」と言っています。
その中でFXでぶち抜けて勝てるというのは、これからの時代に生き残れるすごい武器を手に入れたことになります。
その武器を自分のものにするためにも、集中してFXに取り組む時間を作っていく必要があるとこの本を通して感じました。